STORY

インストラクターになりたい!

夢を叶えた物語とこれからの未来、

ダンス教室だけじゃない習い事のかたちや在り方のお話。

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​なりたい自分が本当の自分

​ダンスって??インストラクションへの想い

plus.dance.family代表YUです。

 

読み物の1つとして見ていただけたらなーと思います。※なんせ長いので!(笑)

 

ダンスで思い出に残ってる1番古いものは幼稚園の発表会です。まだタイトルも覚えてて、

「風のペンキ屋さん」ってタイトルで、ペンキみたいなハケを持ってぐるぐるまわるような作品でした。練習はもう覚えてないし残ってるのは、発表会の場面の古くてトゲの出てるような床板の感触と会館独特の木の香り。でもあの時、ダンスって楽しい!って、表現をすることの素晴らしさに出会ったんだと思います。それから小学生になり、母がダンス習いたい?って聞いてくれた時はドキッとしました。内弁慶だった僕は、(この頃は私か)習いたいとは言えませんでした。

 

だってもう習ってる子がクラスにいたから。

 

この子より上手くはなれないし、習いに行ってもみじめな気持ちになるだろうと決めつけて自分でダンス熱からは遠ざかりました。強烈な決めつけですね!しかも自己完結型!でも、中学生になった時自分のお小遣いで習える場所へ行ってみました。やっぱりダンスやりたいって事は変わってなかったんでしょうね!初めて入ったスタジオの、鏡も床もピカピカなこと。クーラーがきいてて少し冷たくて広い場所。不安だしドキドキしながらスタジオの後ろで緊張していたのを覚えてます。レッスンが始まり先生のマネをするけど上手くはいかない、ジャンプしてるだけなのになんか違う、、もう鏡も見ず先生ばかり追いかけてました。身体の使い方も表情も、全部が輝いてみえましたから!

 

先生ってめちゃくちゃカッコいい!!

 

そこからダンスの先生になりたいって真剣に思い始め、ロサンゼルスに日本人のダンス学校があるという情報を仕入れ、夏休みにバイトしたお金で1週間体験入学にロサンゼルスに行きました。

 

不安というよりはワクワクしてて、空港に着いた時にスモモっぽい匂いがして、外国に来たー!って感覚になりました。外は暑いし人はデカいし。到着早々レッスンで、ダクダクに汗をかきました。体力はヘロヘロ。ステップもわからないし言葉も一切わからない。楽しそうな笑い声とテンションが上がって叫ぶ謎のデカい外国人だらけ。なんだかもう笑うしかなかったです。

 

その体験がもとになり、ダンスの先生になる!

って決めた僕はそこの学校へ入ることにしました。1番経験の無かった僕は体力もなく、ダンス基礎もできない、ジャンルの違いもわからない。早朝マラソンの気温の心地よさに、喉にヒビが入りそうなくらいの苦しさがセットで思い出されます。足上げ100本とか、ターンだけを1時間半とか、キツいレッスンのたびに2階のスタジオの階段で頭がクラクラして、へばって吐いてたのを思い出します。

 

それでも今はインストラクターやってもう14年になります。

あ、そうそう。先生やるくらいだから、さぞかし優秀だったのでは?と思いますか?残念ながら僕はセンターで踊ったこともないし、ソロなんて踊れないよ!恥ずかしいし!とか思ってたので、それがこうまで変わるのか!っていうものを一通り体感しています。そして身体の使い方も不器用だったので、当時はめっちゃコンプレックスでしたが今はそうであってよかったと思っています。そのおかげで、

 

どこができていないのか?何が引っかかってるのか?

を追求する力に変わりました。僕の悔しい気持ちや、やりきれなかった反動が、今のインストラクションに変化しています。教え方も声のかけ方も、自分がこんな先生になりたい!こう在りたい!って想いから産まれています。人によってコンプレックスも苦手分野も違いますから、先生の数だけ伝わる教えがちゃんとあるってことです。僕はダンスのコンペティションで賞も取りましたし、チームダンスバトルで優勝もしました。盾もメダルも、トロフィーもあります。でもそれが何?って話です。生徒を持ってダンスを教えていくことに経歴なんて全く関係ないし、資格も全く関係ありません。もしそう思ってるならその人のただの思い込みです。ダンスのインストラクターはダンスを教えるのが上手いか?じゃなくて、メンバーの詰まりをどれだけ見つけられるか?です。

基礎はできてるのに表現ができない子

もしかしたら、間違ってはいけないと思いすぎてるのかも?

もしかしたら、周りの目が怖いって思ってしまってるのかも?

​もしかしたら、イメージが作れていないのかも?

いつもなぜか小さく踊ってしまう子

​もしかしたら、優しいから隣とぶつかりそうで、人の邪魔をしたくないだけかも?

​もしかしたら、怒られることが極端に恐怖なのかも?

​もしかしたら、自分の見えていない範囲が想像できないのかも?

 

足がふらついて軸が取れない子

​もしかしたら、足の指を使ってないのかも?

​もしかしたら、お腹の力が使えてないのかも?

​もしかしたら、体重心を感じたことがないのかも?

メンバーの数だけ導く答えが違います。骨格も、筋肉量も、性格もみんな違うのだから!

インストラクターは、ここ(詰まり)にいくつ疑いをかけられるか?だと思います。

ほら、経歴や賞なんて関係ないでしょ!

メンバー側にいって疑うんです。そして信じて伸ばす。

ダンス学校を卒業して、今地元の田辺市にダンス教室を作っているのは自分が好きなこと、夢中になることから目を逸らさない方が夢中になれる!ってクセが1つできたからです。

ドキドキしたし、ビクビクしたし、怖かったし。いっぱい体験しました。

インストラクターって、先生だしちゃんとしなきゃって思いましたが、それは長くは続かなかったです。自分が迷走する原因でもありましたし、自分がこう在りたいと思うものではなかったからです。

もし、夢中になるものから目を逸らして、自分の思い込みに逃げていたらせっかくワクワクするものでも、面白くなくなってしまいます。無いものばかり見て、面白くなくしてるのは自分なのに。

 

色んな感情ぜんぶ取り込んで外へ出す。

 

 

その力がダンスにはあります。自分から生まれた感情は無かったことにはならないけど、ダンスにカタチを変えて使う事はできる。ダンスの効果って運動って目で見ても、想像力って目で見ても充分価値がありますが、感情まで余りなく使えるなんてすごい!って思うんです。昔から伝わる人間本来の力ですもん。祈りの場、祝いの場、いろんな場所で踊られてきました。それが今は文化の繁栄とともに随分おしゃれになりましたね!

 

やりたくない事ややらなきゃいけないと思い込んでる事は本当に続きません。不自然だから。

でも、やりたいことに夢中になるって感覚はこの先もずーっと残っていく財産になります。僕は、

 

ダンスを通して人間を育てる。そんなダンス教室を作ります。

カッコいい?カッコ悪い?上手い?上手くない?

 

 

そんな○×で測れるようなものじゃなくて、ダンスって本来の自分でいられる力を作っていく、そんなふうに可能性を広げていけると信じています。僕は今、脳科学、脚本心理学、量子力学まで学びを広げています。ダンスインストラクターってくくりだけだとなかなかここまでは広がりませんが、人を育てられるように!と思えば脳のクセや本人が作る制限まで気になってきました。

なかなかマニアックだし先生どうしたの?って思われるかもしれませんが、ここまでくるともうこれは夢中が続くかぎり、行ききってやろうかと思ってきますね。

 

夢中になれる力って本当にすごい。

唯一制限を破れる鍵みたいなもんです。

PLUS DANCE FAMILYではダンスを通してこの力を伝えていきます。伝われば、ダンスをやめたとしてもこの力は残ります。別の何かで充分に力を発揮できるはずです。

これからの習い事も、自分が自分を動かす力を教えることもセットであるようにと思います。

 

 

PS.すっごく長いのに読んでくださってありがとうございます!

誰も読んで無かったらちょっとさみしいなー。BY.佑